2019.12. 3 | ほのぼの話(第1話) |
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私達おきなか福祉会は風光明媚な山の中腹にあります。
早朝の雨上がりの日にはよく恩納岳に小さな虹がかかり、まるでキャンパスに描いた絵を見ている気分にしてくれます。
以前に私が当施設「ゆいまーる」のあすか農園横にある池の除草をしていた時の出来事でした。
1台の車が止まり中から容姿端麗な婦人が話しかけてきました。
「また池に水を張ってスイレンの花を植えてくれるんですか?」
私はスイレンの花を植えるつもりはなかったのですが、婦人の一言で気が変わりました。
初めて会う私に謙虚な姿勢でしかも暖かく声を掛けてくれた婦人にほのぼのとした人の優しさ、温もりを感じました。
それから池の周りを修復し、水を張りスイレンの花を植えました。 薄いピンクとムラサキがかった色で美しく咲いています。
私に声を掛けてくれた婦人の方に心から感謝しています。 ほのぼの特派員 たんぽぽ